社会人への第一歩、内定式!いつ開催?

社会人への第一歩、内定式!いつ開催?

内定式では社長もしくは役員、これから共に働くことになる仲間たちとも顔を合わせることになります。企業にとっても内定者にとっても大変重要な式典です。内定式に参加する前に、内定式とは何なのか、いつ開催なのか、内容や流れ・注意点などをここで確認していきましょう。

記事の目次

  1. 1.内定式とは?
  2. 2.内定式はいつ?
  3. 3.内定式の目的とは?
  4. 4.内定式ではどんなことするの?
  5. 5.内定式前に準備するべきことは?
  6. 6.まとめ

内定式とは?

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内定式とは、就職活動で企業が内々定を与えた人たちに対して、正式に内定を通知する式典です。採用内定書を授与によって、企業側が採用・内定者が入社するというお互いの意思確認・労働契約を行う大切な機会です。

内定式に参加することによって、内定者自身も学生気分からこれから社会人になるという意欲が芽生える重要な場と言えるでしょう。

内定式はいつ?

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企業によって内定式を開催する日は様々あります。中には開かないところも?時期やその時期に開催する理由・開催しない背景などを見ていきましょう。

⑴10月に開催の場合

内定式は基本、10月1日に開かれる場合が多いです。もちろん10月1日以降に開催する企業もあります。その理由は、日本経団連が定めたルールで10月1日以降にしか企業は正式な内定の通知を出すことができないからです。

しかし、今後は10月以外に内定式を行う企業が増えてくる可能性があります。というのも、日本経団連がこの就活のルール出る「採用選考に関する指針」の廃止を決定したからです。こういった変更点などは企業によって異なるため、内定通知や内定式への案内状が届いたら日にちをしっかり確認してください。

⑵10月以外に開催の場合

企業の中には、10月以外に内定式を開催するところもあります。例えば、経団連に所属していない中小企業などです。内定通知の解禁を10月1日以降と定めた倫理憲章ルールは、経団連に所属していない企業には関係ないからです。ですので、このような企業は内定通知に際し、特別な縛りがないので内定式を開催する日程は企業次第となります。

また、外資企業なども10月以外に内定式を行う場合があります。本社が海外にある場合、そちらの時期に合わせることになるからです。

企業によって内定式の日程が全く違うので、しっかり確認しておきましょう。

⑶内定式自体を行わない場合

内定式の最大の目的は採用内定書の授与と企業と内定者の意思確認です。これらは書面上のやりとりになるので、郵便などで済ませる企業も中には存在します。企業にとっても開催するにあたり多額の費用や時間がかかりますし、参加する学生たちも遠方から来る場合、交通費だけでもかなりの出費になってしまいます。このようなことを考慮し、内定式を開催しないのです。

また、パナソニックやトヨタ自動車、日立製作所は以前から内定式を行っていません。その理由は、学生に対し内定式を行う時間を少しでも学業に当てて欲しいと考えているからです。

内定式をやる慣習がない企業や、コスト削減を目的に行わないなど企業によって理由は様々です。「内定式がない企業に入社するのが不安」「内定式のない企業なんて大丈夫なの?」「内定式を開かないなんてお金がない会社なの?」と不安な気持ちになる学生の方がいると思いますが、企業によっての内定式の必要性の有無の認識の違いなので心配することはありません。

 

⑷オンライン内定式

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