母の日について解説!
母の日とは、日ごろからお世話になっているお母さんへ感謝を贈る特別な日です。外国から伝わってきた行事ですが、日本人にも馴染みのあるイベントです。
白のカーネーションがプレゼントとして有名ですが、なぜ白のカーネーションなのか理由は母の日の起源にあります。
そこで今記事では母の日の起源を説明するとともに、母の日おすすめプレゼントをご紹介します。
終わりに外国の母の日は、どんな違いがあるのか紹介するので読んでみてください。
母の日っていつ?
現在日本の母の日は5月の第2日曜日に制定されており、2021年の5月第2日曜日は、5月9日となっています。
日本の母の日はもともと、昭和天皇の誕生日だった3月6日を母の日にしたのですが、定着しませんでした。
その後第2次世界大戦後にアメリカの文化が流入してきたことにより、アメリカと同日の5月の第2日曜日が正式な母の日となり、プレゼントも白のカーネーションを贈るのが習慣となっています。
母の日のをわかりやすくご紹介
5/14 | 2017年 | 2023年 | ||
5/13 | 2012年 | 2018年 | ||
5/12 | 2013年 | 2019年 | 2024年 | |
5/11 | 2008年 | 2014年 | 2025年 | |
5/10 | 2009年 | 2015年 | 2020年 | 2026年 |
5/9 | 2010年 | 2021年 | 2027年 | |
5/8 | 2011年 | 2016年 | 2022年 |
年別に母の日を表にしました。毎年日付が変わるので、母の日が近くなったらカレンダーを見て確認してください。
母の日の起源は?
アメリカ・ウェストヴァージニア州に住むアンナ・ジャービスという女性による行いが母の日の起源と言われています。
1907年5月12日、アンナは無くなった母を想い、当時母が教師をしていた教会にて記念会を開き、祭壇に白のカーネーションを飾りました。
この行いに感動した国民が1908年5月10日、同じ協会にて母の日を祝います。これらの行いがさらに注目を浴び、ウェストヴァージニア州知事が5月第2日曜を母の日と宣言。
これがアメリカ全土に広がり、当時の大統領ウィルソンによってアメリカで正式に1914年5月第2日曜が母の日が制定されました。
プレゼントは何をあげたら喜ぶ?
母の日のプレゼントは何をあげたら喜ばれるのでしょうか。子供から貰えるならどんなものでも嬉しいですが、思い出に残るプレゼントをあげたいですよね。
定番の白のカーネーションからドライフラワー、母の好きなものや化粧品などのコスメをプレゼントしても喜んでもらえそうです。
他にも一緒に食事に行くというプレゼントもあります。毎月日付が変わるのでプレゼントがギリギリになってしまうケースもあるので事前の準備をしっかりしておきましょう。
花やドライフラワーをプレゼント
母の日のプレゼントとして花が一番に浮かびませんか?さまざまな種類を束ねたフラワーアレンジメントや装飾品としてビンに花を詰め美しく加工したハーバリウムなどがあります。
花を育てるのが好きなお母さんは生きてる花をプレゼントしても良いですね。
花をプレゼントにする場合は「花言葉」の意味を理解し、プレゼントする際にメッセージカードに書いておくとより喜んでくれることでしょう。
コスメやアクセサリー
去年までは花をプレゼントしていたから、今年は違ったプレゼントがしたいという方は化粧品をプレゼントしてみてはいかがしょう。
男性の場合は化粧品のことはあまりわからないですよね、そんな時は「基礎化粧品」をおすすめします。肌の保湿を目的とする基本的なセットなので、合わないということも少ないです。
ブランドはお母さんの使っているブランドを選びましょう。肌質には相性があるので、同じブランドが望ましいです。
「いつまでも美しいお母さんでいてほしい。」という一言を添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
食事につれていく
「母の日にしてほしいこと」ランキングでも必ず上位にくるプレゼントがあります。それは「一緒に食事をする」ことです。
いつも頑張っているお母さんを、普段は行かない高級レストランに誘ってみてはいかがですか?
親子の時間が増え、美味しいご飯が食べれるステキな思い出になることでしょう。
体に優しくヘルシーな料理とリラックスできる、日本料理店か、ピザやワインのあるイタリアンが堪能できるレストランか、事前にリサーチしておくことが大事です。
お母さんの好みにあったお店を選んで、喜ばせてあげましょう。
日本以外の母の日って違いはあるの?
母の日は世界中で行われている行事ですが、国によって起源や時期、プレゼントに違いがあります。
日本はアメリカと同じ5月第2日曜日にカーネーションなどの花を贈る、というのが一般的ですが、他国はいつ、どのようなプレゼントを贈るのでしょう。
さまざまな国から選んだ、その国独自の母の日をご紹介します。
オーストラリアの母の日
オーストラリアの母の日は、アメリカ同様5月の第2日曜日となっています。プレゼントはカーネーションではなく菊の花が主流。
理由はオーストラリアの5月は菊の花がシーズンになっていることと、菊の花の英語読み「クリサンセマム」の「mum(マム)」が「お母さん」を意味していることで母の日の花のイメージが付きました。
そのため5月は、お母さんを意味する菊の花をプレゼントとして贈ることが習慣になっています。
イタリアの母の日
イタリアもアメリカにならい5月第2日曜日を母の日としました。プレゼントはカーネーションではなくアザレアの花をプレゼントするのが習慣となっています。
国内にある大きな広場にてアザレアの花を販売、その売り上げをがん研究に寄付するというイベントを毎年開いています。
フィンランドの母の日
フィンランドもアメリカと同じ5月の第2日曜日が母の日となっていますね。
2014年に「セーブ・ザ・チルドレン」という国際組織が行った母の日レポートで、「世界で最もお母さんに優しい国」としてフィンランドが選ばれました。
母を大事にする国民性があるようで、プレゼントに「ヴォッコ」という二輪草とミニバラを贈るのが主流となっています。